梅雨から本格的な暑さが増す季節、日本の二十四節気、小暑、大暑です。この季節の変わり目に我々は適応しなければいけません。適応するためには自律神経が大切ですが、影響を受けるのは体温調整です。猛暑の屋外とエアコンの効いた室内との温度差は、自律神経が乱れ、汗をかく機能が低下して、うまく汗をかけなくなります。すると体温の調節ができず、夏バテを引き起こします。体調不良を未然に防ぐには、旬の食材を召し上がる事も大切です。食材は、旬の時期に一番栄養価が高くなり、不思議とその時期に身体に必要な栄養素が詰まっています。旬の物は何より美味しいし、値段が安いのも魅力です。夏の野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます。夏に不足しがちな栄養素を簡単に補給できるのも夏野菜の長所です。冷たい物ばかりを食べ続けると、胃腸の働きが弱まるので、温かい物も食べるようにしましょう。夏バテの代表的な症状である、食欲がなくなる、身体がだるい、倦怠感、ヤル気が出ない無気力、下痢・便秘などは、実は、全て胃腸の弱りからくる症状です。

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